最終更新日 2024年11月11日 by rostea
「海外移住って、どんな暮らしができるんだろう…」
私もかつては、そんな漠然とした不安を抱えていました。
でも、バンコクのタワーマンションに住んでみて、その考えは大きく変わりました。
私は現在、バンコクのシーロム地区にあるタワーマンションで暮らしています。
窓から広がるバンコクの夜景を眺めながら、この記事を書いているんですよ。
実は、バンコクのタワーマンション暮らしには、日本では体験できない魅力がたくさんあるんです。
この記事では、私の実体験をもとに、バンコクのタワーマンションで暮らすメリットと、実際の生活での注意点をご紹介します。
バンコクのタワーマンションについて、「タイのタワーマンション(タワマン)超お得な12選!家賃や物件選びの注意点も紹介」で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
これから海外移住を考えている方に、ぜひ知っておいていただきたい情報をお伝えしていきますね。
目次
バンコクのタワーマンションが人気の理由
1. 高層からの絶景と開放感
「今日も素敵な夕陽だな…」
毎日の暮らしの中で、こんな贅沢な感動が味わえるのは、タワーマンションならではの特権かもしれません。
私の住む25階からは、チャオプラヤー川に沈む夕日が一望できるんです。
高層階からの眺望は、単なる景色以上の価値があります。
都会の喧騒から離れた空中の我が家では、まるで異次元の静けさと開放感に包まれます。
特に印象的なのは、雨季の夕立を見下ろす景色です。
街に降り注ぐ雨のカーテンを上から眺める様子は、まるで映画のワンシーンのよう。
仕事で疲れた日でも、この景色を眺めているだけで心が癒されます。
2. セキュリティとプライバシーの充実
「日本と同じような安全性は期待できないかも…」
これは、多くの方が抱く不安だと思います。
でも、バンコクのタワーマンションのセキュリティは、その心配を払拭してくれるほど充実しているんです。
私の住むマンションでは、24時間体制のセキュリティスタッフに加えて、以下のような設備が整っています:
- 顔認証システムによるエントランス管理
- エレベーターは専用カードがないと動かない
- 各フロアへの部外者立ち入り制限
- 常時稼働の防犯カメラ
特に心強いのは、セキュリティスタッフの対応の丁寧さです。
不審者の侵入はもちろん、深夜の帰宅時も声をかけてくれるので、一人暮らしでも安心して過ごせます。
3. 充実した共用施設とアメニティ
「マンションの中だけで、リゾート気分が味わえる!」
これは、バンコクのタワーマンションの大きな特徴です。
私の住むマンションには、以下のような施設が備わっています:
施設 | 特徴 | 利用時間 |
---|---|---|
インフィニティプール | 屋上からの眺望付き | 6:00-22:00 |
フィットネスジム | 最新マシン完備 | 24時間 |
スカイラウンジ | コワーキングスペース利用可 | 24時間 |
サウナ施設 | 男女別完備 | 6:00-22:00 |
休日は、プールサイドでリラックスしながら読書を楽しんだり、ジムで汗を流したり。
まるでリゾートホテルのような贅沢な時間を過ごせます。
また、1階には24時間営業のコンビニエンスストアがあり、深夜の買い物にも困りません。
4. 通勤・アクセスの利便性
渋滞大国として知られるバンコク。
でも、タワーマンション選びで立地を重視すれば、その心配もぐっと減ります。
私の場合、BTSスカイトレイン(高架鉄道)の駅まで徒歩3分。
オフィス街のシーロムまでは電車で10分、観光スポットが並ぶサイアムエリアまでも20分で到着できます。
通勤時の汗だくを避けられるのは、暑いバンコクでは本当にありがたいポイントです。
5. コストパフォーマンスの高さ
「え?この広さと設備で、この家賃なの!?」
これは、内見時に私が思わず声に出してしまった感想です。
私の住む75㎡のタワーマンションの家賃は、8万バーツ(約32万円)。
東京都心の同条件の物件と比べると、以下のような違いがあります:
項目 | バンコク | 東京都心 |
---|---|---|
家賃 | 約32万円 | 約50万円 |
共用施設 | 充実 | 限定的 |
眺望 | 抜群 | 物件による |
セキュリティ | 24時間体制 | 物件による |
さらに、水道光熱費や管理費も日本より割安。
高層階なのに、エアコン代も予想以上に抑えられています。
これは、バンコクのタワーマンションの多くが、省エネ設計を採用しているためです。
「贅沢な暮らしをしながら、コスト面でもお得」というのが、バンコクのタワーマンションの大きな魅力と言えるでしょう。
タワーマンションを選ぶ際のポイント
1. ロケーションと周辺環境の確認
「立地選びって、実は奥が深いんです」
バンコクでタワーマンションを選ぶとき、私が特に注目したのは以下のポイントでした。
まず、BTSやMRTの駅からの距離。
バンコクの気候を考えると、駅まで徒歩10分以内が理想的です。
特に雨季は突然のスコールがあるので、駅までの距離は重要なポイントになります。
次に、周辺の生活インフラ。
私の住むシーロム地区の場合、以下のような環境が整っています:
施設 | 距離 | 特徴 |
---|---|---|
スーパー | 徒歩3分 | 日本食材も豊富 |
病院 | 徒歩10分 | 日本語対応可 |
ショッピングモール | 徒歩5分 | 飲食店も充実 |
公園 | 徒歩8分 | 朝夕は運動する人でにぎわう |
実は、バンコクの各エリアには、それぞれ特徴があるんです。
シーロムは、オフィス街でありながら、タイ料理の屋台やローカルマーケットも近く、日常生活の楽しみも充実しています。
一方、トンローやアソークなどは、より洗練された雰囲気で、おしゃれなカフェやレストランが集まっています。
自分のライフスタイルに合わせて、エリア選びを行うことをおすすめします。
2. 現地の不動産マーケットと価格動向
「お得な物件の見つけ方、実はコツがあるんです」
バンコクの不動産市場は、日本とは異なる特徴があります。
私が物件を探していた時に気づいた、価格に影響する主なポイントをご紹介します:
- 完成年数:新築至上主義ではない
- フロア:20階以上は割高に
- 向き:バンコクは南向き至上主義ではない
- 内装:家具付きが一般的
特に興味深いのは、築年数に対する考え方です。
バンコクでは、築5年以内の物件は割高な傾向にあります。
その代わり、築5-10年の物件は、設備も充実していて、価格もリーズナブル。
私の経験から、以下のような価格帯が一つの目安になります:
エリア | 70㎡の参考価格 | 特徴 |
---|---|---|
シーロム | 7-9万バーツ | ビジネス街、交通至便 |
スクンビット | 8-10万バーツ | 外国人居住者多数 |
サトーン | 6-8万バーツ | 閑静な高級住宅街 |
ラチャダー | 5-7万バーツ | 新興住宅地 |
3. 賃貸と購入、それぞれのメリットとデメリット
「最初から購入は、ちょっと怖いですよね」
私も最初は賃貸からスタートしました。
実際の経験から、それぞれの特徴をまとめてみましょう:
賃貸のメリット:
- 初期費用が比較的低額
- 契約期間が終われば移動可能
- 管理や修繕の手間が少ない
- エリアや物件の”お試し”ができる
賃貸のデメリット:
- 家賃の値上がりリスク
- 内装の自由度が低い
- 契約更新時の交渉が必要
購入のメリット:
- 資産形成になる
- 内装のカスタマイズが可能
- 長期的なコスト削減
- 賃貸収入が期待できる
購入のデメリット:
- 初期投資が必要
- 売却時の手続きが複雑
- 管理費用は自己負担
- 不動産市況の影響を受ける
タワーマンション生活で気をつけるべきこと
1. タイならではの住宅設備やトラブル
「え?これって日本と違うの?」
実は、日本とは異なる設備や習慣がたくさんあります。
私が経験した主なポイントをご紹介します:
- 電気温水器:突然の故障に注意
- 排水:詰まりやすいので要注意
- 停電:地区全体で計画停電あり
- 水圧:高層階は要確認
特に、電気温水器のトラブルは要注意です。
私も入居直後に故障を経験しましたが、以下の対応で無事解決できました:
- 管理事務所に連絡(英語対応可)
- 提携業者の手配
- 修理完了まで2日程度
このような時のために、管理事務所の連絡先は必ずスマートフォンに登録しておくことをおすすめします。
2. 日常生活で役立つ現地情報
「知っておくと、ぐっと生活が楽になります」
私が実際に活用している、便利な情報をシェアさせていただきます。
まず、デリバリーアプリの活用。
Grab FoodやFoodpandaを使えば、近所のレストランの料理を手軽にデリバリーできます。
また、以下のような生活インフラも整っています:
サービス | 特徴 | 利用方法 |
---|---|---|
宅配クリーニング | アプリで依頼可 | 24時間以内に対応 |
家事代行 | 時間単位で予約可 | 日本語対応あり |
水の配達 | 定期購入可能 | 電話やアプリで注文 |
緊急医療 | 24時間対応 | 管理室経由で手配 |
タワーマンションの多くは、これらのサービスと提携しているので、管理事務所で紹介してもらえます。
「暮らしやすさ」という点では、バンコクは想像以上に便利な都市なんです。
まとめ
「バンコクでの暮らし、意外と快適じゃない?」
きっと、ここまで読んでくださった方の中にも、そんな印象を持たれた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、バンコクのタワーマンションでの生活を始めて3年が経ちました。
最初は不安だらけでしたが、今ではすっかりこの生活が気に入っています。
改めて、バンコクのタワーマンション暮らしの魅力をまとめてみましょう:
メリット | 具体的な内容 |
---|---|
快適な住環境 | 高層からの眺望、充実した共用施設 |
安心な暮らし | 24時間セキュリティ、管理体制の充実 |
便利な立地 | 公共交通機関へのアクセス、生活インフラの充実 |
コスト面 | 日本と比べてリーズナブルな家賃、管理費 |
生活の質 | リゾートライクな環境、充実したサービス |
「でも、本当に私にもできるのかな…」
そんな不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
私からのアドバイスは、まずは短期滞在から始めてみるということ。
最近では、1ヶ月から借りられるサービスアパートメントも増えています。
実際に生活してみることで、自分に合ったエリアや物件のタイプが見えてくるはずです。
次のステップとして、以下のような行動をおすすめします:
- 気になるエリアの下見ツアーに参加
- 日本人コミュニティでの情報収集
- 現地の不動産エージェントへの相談
- 実際の物件内見の予約
バンコクのタワーマンション暮らしは、新しいライフスタイルへの入り口になるかもしれません。
私の場合、高層階からの夜景を眺めながら仕事をしたり、休日はプールサイドでゆっくり過ごしたり…。
こんな暮らしが、今では当たり前になっています。
また、同じマンションに住む様々な国の方々との交流も、生活の楽しみの一つになっています。
きっと、あなたにとっても素敵な暮らしとの出会いが待っているはずです。
「百聞は一見にしかず」という言葉の通り、実際に見て、体験してみることが一番の近道。
この記事が、そんな新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。
最後に、ご質問やより詳しい情報が必要な方は、コメント欄やSNSでお気軽にご連絡ください。
バンコクでお会いできる日を、楽しみにしています!